2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
今は寒い冬の季節。感染症対策の中で渡り鳥をなかなか見に行きづらい状況ですので、もう少しインドの冬の渡り鳥を続けます。 アカツクシガモ Ruddy Shelduck (Tadorna ferruginea) ヒマラヤで繁殖し、インドには全国的に冬鳥として渡来します。北のラダック…
冬、日本に渡来するガンを見るのは楽しいものです。インドを代表するガンはまさにこれ、インドガン Bar-headed Goose (Anser indicus) です。 昨日紹介したアカハシハジロと同じ貯水池にインドガンも越冬のためやってきます。 大きさはマガンと同じかやや小…
インド北部ウッタラカンド州の貯水池では、冬になるといろいろなカモたちがやってきます。ここで初めて見てうれしかったのが今回の鳥です。 アカハシハジロ Red-crested Pochard (Netta rufina) 50年ほど前の高校生の頃、福井県の三方五湖にアカハシハジロが…
インドでとてもかわいい小鳥と思うのが今回の種です。 ヒメコノハドリ Common Iora (Aegisthina tiphia) 全長14㎝。スズメくらいの大きさの小鳥です。枝の絡み合ったようなところにいることが多いので、割と見ずらい鳥という印象です。 これは、インド北部ウ…
インド西部ラジャスタン州タールチャパールの保護区で会った鷲の群れです。 カラフトワシ Greater Spotted Eagle (Clanga clanga) あまり高くない木の上で休んでいる6羽の鷲が見えます。 暗色の虹彩、黄色い蝋膜と口角、口角は目の中心部あたりまでです。鼻…
今回インドの鳥としてキュウカンチョウを載せようとして南インドで撮った写真を用意しました。手元の図鑑では南インドのキュウカンチョウは、インド東北部や東南アジアにもいるキュウカンチョウとは別の亜種とされ、種レベルでは同じとの認識だったのですが…
カワリサバクヒタキ Variable Wheatear (Oenanthe picata)は、「変わり」というその名のとおり、羽色の異なる亜種があります。 カワリサバクヒタキは、中東からインドにかけて分布しており3亜種があるとされています。インドでは冬鳥として主に西部の砂漠や…
今回はインドでいろいろな種類が見られるチメドリの仲間です。いわゆるBabblerは全体が灰色っぽく体の色が一様なものがほとんどです。こちらもその一つ。 スジカブリヤブチメドリ Common Babbler (Turdoides caudata) 英名に比べて何とも奇妙な感じの和名で…
今回はインドに冬鳥として訪れるヨシキリの仲間です。 シベリアヨシキリ Blyth's Reed Warbler (Acrocephalus dumetorum) です。 日本で見られるオオヨシキリと同じヨシキリ属の小鳥です。全長は13cmです。 ヨーロッパで繁殖し、インドに主に冬鳥として渡来…
インドにはツバメの仲間もいろいろと見られます。中でもかっこいいのが今回のツバメです。 ハリオツバメ Wire-tailed Swallow (Hirundo smithii) です。 その名のとおり、尾羽外側に針金のような長い羽が一対伸びています。 頭は栗色、上面は光沢のある青色…
2021年2回目のインドの鳥はハチクイの仲間からです。 ルリホオハチクイ Blue-cheeked Bee-eater (Merops persicus) です。 インドの鳥カテゴリーでは、2014年9月20日その12のミドリハチクイ Green Bee-eater、2020年5月27日その59のハリオハチクイ Blue-tail…
たいへんな年となった2020年から新たな年2021年が明けました。今年こそ世界が平穏であってほしいと切に思います。 インドの鳥新年の幕開けは昨年末に続いてコウノトリの仲間としたいと思います。 セイタカコウ Black-necked Stork (Ephippiorhynchus asiatic…