インドのモズはまだ続きます。
今回はオオモズ Great Grey Shrike (Lanius excubitor) です。
インド西部ラジャスタン州タールチャパールの砂漠地帯で見られたオオモズです。
全長は24㎝です。下面の白がすっきりした印象を与えます。
こちらは別の個体。
上面は頭から続いている一様なグレー。真っ黒の過眼線が大きくはっきりしています。
灌木にとまり、ネズミや小鳥などの獲物を探しています。鋭い嘴はやはり猛禽です。
風切羽に白い部分が見られます。
オオモズは、ヨーロッパからアフリカ北部、モンゴル、中東からインドに分布しています。インドでは北部、北西部、西部で留鳥です。
自分のインドの図鑑では、Southern Grey Shrike (Lanius meridionalis)とされていました。今回調べたところ、これはイベリアオオモズを指しているようです。このため、ここではオオモズとして紹介することにしました。