インドにはツバメの仲間もいろいろと見られます。中でもかっこいいのが今回のツバメです。
ハリオツバメ Wire-tailed Swallow (Hirundo smithii) です。
その名のとおり、尾羽外側に針金のような長い羽が一対伸びています。
頭は栗色、上面は光沢のある青色をしています。
全長約14㎝で、日本で見られるツバメより一回り小型です。
止まっている姿を前から見ると喉から下面にかけて明るい白色をしています。
この個体は尾羽のワイヤが1本欠けてました。
雌と幼鳥は短い尾羽をしています。
尾羽のワイヤが落ちてしまったり短く切れてしまっている個体もよく見かけます。
ハリオツバメはアフリカからインド、インドシナにかけて分布しています。
インドでは北西部、北東部及び南東部を除いて広く見られます。
大部分で留鳥ですが、北のほうでは夏鳥で、冬には南に移動するようです。