鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Isabelline Shrike モウコアカモズ(インドの鳥その154)

インドのモズを続けます。

デリー近郊の乾燥した草地で電線にとまるモズがいました。10月の終わりでした。

モウコアカモズ Isabelline Shrike (Lanius isabellinus) です。

上面が灰色がかった茶褐色で、腰から尾羽にかけての赤っぽい色との対比が見られます。過眼線は目の先では不明瞭です。

下の写真は、大晦日の日のインド西部砂漠地帯のラジャスタン州で、乾燥した灌木が広がる地帯で見たモウコアカモズ。

雄は初列風切に白斑が見られます。

モウコアカモズは、インド北西部に冬鳥として渡来します。

旧北区の中央部に暮らしており、冬は、インド、パキスタンやアラビア、ケニアのほうにわたっていきます。日本では、舳倉島、九州、沖縄で記録があるようです。