今回の鳥は、インドに来て最初にじっくり見られた小鳥です。
シロハラハウチワドリ Ashy Prinia (Prinia socialis) です。
この写真のように、上面と下面のコントラストがはっきりとしていてわかりやすいスマートな感じの小鳥です。
ハウチワドリの仲間はインドでは12種類が見られるようです。
シロハラハウチワドリは、インド・スリランカの固有種で、インドでは留鳥として広く分布しています。
今回の写真はいずれも夏に見られた姿で、繫殖期の羽衣です。
明るい二次植生や丈の高い灌木の茂みの葉や茎の中をぴょんぴょんと渡りながら、餌の虫を探して動き回ります。これらの写真のように元気よく囀る姿もよく見られます。声は早口でジミージミージミーとなくことで親しまれています。
全長13cm、このように長い尾をしています。
赤い目です。頭の羽毛が細かいですね。
鋭く長い黒い嘴は、茂みの中を細かく動き回って小さな虫をつまむのに適しているのでしょう。