今回の鳥はインドトサカゲリ Red-wattled Lapwing (Vanellus indicus) です。
インドトサカゲリは、中東からインド、東南アジアにかけてのアジアの熱帯地域に広く分布しています。インドネシアではほとんどみられないようです。
インドでは、留鳥として広く分布しています。草原や河原、水辺でとてもよく見られます。
胸から首、頭にかけて真黒く、目から嘴の根元にかけての真っ赤な肉垂れの色がきれいなコントラストを見せ、この鳥の表情を凛々しく見せます。
長い脚は黄色く、歩き回りながら地面の虫を探しているようです。
インドトサカゲリの特に目立つのはその大きな声です。"Did he do it?"（彼がやったの？）と聞きならされる大声を出して喚く姿をよく見かけます。
数羽の群れでいることも多く、なわばりを防衛するためか、何羽かが飛び回って侵入者を威嚇します。
