鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Long-billed Pipit ハシナガビンズイ (インドの鳥その111)

今回もインドのPipit 。

ハシナガビンズイ Long-billed Pipit (Anthus similis)

こうして写真を見ると、タヒバリとかビンズイというよりは、ツグミ類の雰囲気もあります。10月終わりのデリー近郊での写真です。全長20㎝という大きさとこの長い嘴は、これがビンズイの仲間かというくらい衝撃的でした。

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上面は灰色で、上面も下面も目立った縦斑がありません。目先は暗色で、大きく四角い眉斑があります。乾燥して開けたところを好むようです。

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アフリカから中東、インドにかけて生息しています。インド亜大陸では、パキスタンとインドの高原に留鳥として見られ、北部の平原に冬鳥として移動してきます。ヒマラヤでは夏鳥として繁殖します。