カルガモは、日本でお引越しが有名になり、町中の池でも見られ親しまれています。
日本のカルガモとインドのカルガモは、以前は同じ種として扱われていましたが、現在は別種とされています。今回はインドのカルガモを紹介します。
アカボシカルガモ Indian Spot-billed Duck (Anas poecilorhyncha) です。
私の手元にある40年前の日本の鳥の図鑑では、日本のカルガモの学名は現在のインドのアカボシカルガモと同じ学名で記載されていますが、現在の日本のカルガモの学名は、Anas zonorhyncha、英名は、Eastern spot-billed Duckとされています。
アカボシカルガモは、パキスタン、インドから、インドシナにかけて分布し、インドでは留鳥として広く生息しています。
その特徴は、嘴の付け根の目先に見える赤い班です。これがはっきり見えるのが雄です。雌にもあるといわれてますがほとんど見えません。嘴の先は日本のカルガモと同様黄色くなっています。また、日本のカルガモにある顎髭のような黒い線がアカボシカルガモにはありません。
白い三列風切が目立ちます。
いい写真がないのですが、翼鏡の色が緑色です。日本のカルガモでは翼鏡は青色です。
嘴の黄色と赤い斑点が鮮やかですね。