鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Black-winged Kite カタグロトビ (インドの鳥その83)

カタグロトビ Black-winged Kite (Elanus caeruleus) は、旧世界の熱帯地域に広く分布している小型のタカです。インドでは、留鳥として北西部や北東部の一部を除いて広く見られます。日本では、琉球諸島で見られ、石垣島では鳥見の目玉の一つになっているようです。インドのカタグロトビは、日本で見られるのとは別の亜種のようです。

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全体に薄い灰色で、肩の黒い羽が特徴です。

黒い太い眉と赤っぽい目が男前です。

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木の上や電線にとまりあたりを見回しているのをよく見かけます。

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フクロウのように顔を真後ろに向けられます。

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こちらはネズミをとらえてこれから食事のようです。嘴が鋭いです。ネズミは主要な餌のようで、食べているところに幾度か出くわしました。

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トビの大きさが60センチ程度なのに、カタグロトビの大きさは35センチくらいとかなり小さいです。

とてもスマートなトビです。