カタグロトビ Black-winged Kite (Elanus caeruleus) は、旧世界の熱帯地域に広く分布している小型のタカです。インドでは、留鳥として北西部や北東部の一部を除いて広く見られます。日本では、琉球諸島で見られ、石垣島では鳥見の目玉の一つになっているようです。インドのカタグロトビは、日本で見られるのとは別の亜種のようです。
全体に薄い灰色で、肩の黒い羽が特徴です。
黒い太い眉と赤っぽい目が男前です。
木の上や電線にとまりあたりを見回しているのをよく見かけます。
フクロウのように顔を真後ろに向けられます。
こちらはネズミをとらえてこれから食事のようです。嘴が鋭いです。ネズミは主要な餌のようで、食べているところに幾度か出くわしました。
トビの大きさが60センチ程度なのに、カタグロトビの大きさは35センチくらいとかなり小さいです。
とてもスマートなトビです。