鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Bay-backed Shrike クロビタイセアカモズ(インドの鳥その50)

更新が少なくて恥ずかしいのですが、インドの鳥の紹介も50種目となりました。これとは別に北インドと南インドについてはカテゴリーを分けて紹介していますよ。

 

50種目は、クロビタイセアカモズ Bay-backed Shrike (Lanius vittatus) です。

 

インドでは北東部を除いてわりと広く分布していますが、世界的には、中東からインドまでの分布です。日本で見られることはなさそうですね。

 

インド中部の乾燥地で、道脇にある棘の多い街路樹の中にとまっている1羽を見つけました。きれいな成鳥です。全長は17センチほど、日本のモズより小さく感じます。

全体がきれいな色合いで、黒いマスクと黒い額がきりっとしまってます。

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bayというのは、鹿の毛の色ということで、このモズの背は、このように赤褐色です。

頭の銀灰色と、風切羽の黒、腰の白、尾羽の黒がきれいなコントラストをなしてます。

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前から見るとこんな感じ。黒い額という和名がはっきりわかります。可愛いモズです。

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