チュウヒワシ Short-toed Snake-Eagle (Circaetus gallicus) は、北東アフリカからユーラシア、モンゴル、インド、小スンダ列島にいたる広い範囲に分布する中型のワシです。
インドでは全国的に留鳥として広く分布しており、開けた平原の目立つ木の上にとまっているのを見ることが多い気がします。
チュウヒワシはその名のとおり、主な食べ物がヘビやトカゲなので、こうしたところからあたりを見渡して餌を探しているのだと思います。
正面顔は、たしかにチュウヒに似ていますね。大きな黄色い目が印象的です。
暗色系と淡色系があるので、この個体は淡色系でしょう。
かあっと照りつける太陽の下で暑い思いをして見るので、このワシにはなぜか暑苦しい印象が強いです。でもこうした猛禽類が生活できるということは、生物にとって豊かな環境なのだと思います。