これまでインドのヒバリを3種類続けて紹介してきました。インドの乾燥したところにぴったりの鳥です。一方今日本は梅雨の真っ最中。そのジメジメが乾くよう、ヒバリシリーズを続けたいと思います。
4種目は、カンムリヒバリ Crested Lark (Galerida cristata) です。
デリーの付近でも会いました。この個体は、インド北西部、パキスタンとの国境近くのデザート国立公園のカンムリヒバリです。
これだけカンムリが立っていてくれると識別は容易でした。
全長18センチ、日本のヒバリよりやや大きい大型のヒバリです。この前のハイガシラスズメヒバリは12センチ、ズグロスズメヒバリは13センチなので、カンムリヒバリはかなり大きいです。嘴も長くしっかりしています。
額から目の後ろまではっきりとした眉斑が見えます。
クリっとした目が意外とかわいいです。
カンムリヒバリは、ヨーロッパ、北アフリカから中国、モンゴル、インド亜大陸の半砂漠地域に広く分布しています。