東南アジアで市街地の公園などを歩いた時に目立つ鳥の声と言えば、今回のこの鳥ではないでしょうか。
Asian Koel (Eudynamys scolopacea) オニカッコウ
インドでは広く分布しています。世界的な分布を見ても、東南アジアからオーストラリア区まで広く分布しています。自分も、オーストラリアやニューギニア、タイや中国で出会ってます。
インドの住まいの庭でも見られます。
Ke-e-lという名前のとおりの大声が聞こえるのですが、葉の茂みの中にいることが多いので見つけづらいです。
目が鮮やかに赤いオスが見られました。
オスは光沢のある黒い身体をしています。
大声を出してメスを呼んでいるのでしょうか。
メスは、茶褐色の縞がたくさんあります。
アップで見ると、鳥というよりは恐竜を思い出します。
オニカッコウはコウライウグイスなどに托卵するそうです。
カッコウの仲間でこんなに人の生活環境に近いのは珍しいのではないかと思います。