今回紹介するのは、飼い鳥としてもおなじみのベニスズメ Red Avadavat (Amandava amandava)です。
ベニスズメは、南アジアに広く分布し、インドでは北部の標高の高い地域や西の砂漠地帯、半島南部を覗いて広く分布しています。
日本では外来種としてアシ原などに野生化しています。
写真は、12月に近くの湿地で見たベニスズメです。
アシ原に続く低木の藪の中でちょっとお休みしている個体がいました。メスに似ているのですが、頭部に赤い斑点が見られるので、非繁殖羽のオスだと思います。繁殖羽の真っ赤なオスもきれいなのですが、この色合い、羽毛の先端の白い斑の置き方などもいいデザインとなっていると思います。
歩道の脇に地上で採餌している群がいました。
距離があったのでうまく写っていませんが、深い赤色をした繁殖羽のオスがいます。
右にいる緑色はメスです。
この鳥のような真紅の鳥が野生で見られると、気持ちが高まります。