鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Maroon Oriole ヒゴロモ (北インドの鳥その21)

しばらく南インドの鳥を紹介してましたが、今回から北インドの鳥に戻ります。2015年9月のカベバシリ Wallcreeper 以来ですね。

コウライウグイスという鳥がいます。日本でもたまに迷鳥として記録されています。その仲間は鮮やかな黄色をしているのがほとんどです。

今回紹介するのは、その仲間でも、黄色とは全く違う色合いの種で、和名はヒゴロモ(たぶん緋衣というみやびやかな感じの文字と思います)英名は栗色のコウライウグイスMaroon Oriol (Oriolus traillii)です。

インドヒマラヤの2100mほどの標高を走る道沿いのヒマラヤスギの上にいるオス1羽を見ることができました。


これまで標高600mほどの職場の森でも見たことがあるのですが、なかなか写真を撮らせてもらえませんでした。

青空に映えて栗色と黒の体がきれいです。
嘴は青みがかっていて、目は金色です。


こちらに気づいたかな?


ヒゴロモは、インドではヒマラヤから東部の丘陵に見らます。
その他、インドシナ半島と台湾に分布します。台湾で見られるのは、体の色が明るい赤色をした固有亜種です。