しばらく南インドの鳥を紹介してましたが、今回から北インドの鳥に戻ります。2015年9月のカベバシリ Wallcreeper 以来ですね。
コウライウグイスという鳥がいます。日本でもたまに迷鳥として記録されています。その仲間は鮮やかな黄色をしているのがほとんどです。
今回紹介するのは、その仲間でも、黄色とは全く違う色合いの種で、和名はヒゴロモ(たぶん緋衣というみやびやかな感じの文字と思います)英名は栗色のコウライウグイスMaroon Oriol (Oriolus traillii)です。
インドヒマラヤの2100mほどの標高を走る道沿いのヒマラヤスギの上にいるオス1羽を見ることができました。
これまで標高600mほどの職場の森でも見たことがあるのですが、なかなか写真を撮らせてもらえませんでした。
青空に映えて栗色と黒の体がきれいです。
嘴は青みがかっていて、目は金色です。
ヒゴロモは、インドではヒマラヤから東部の丘陵に見らます。
その他、インドシナ半島と台湾に分布します。台湾で見られるのは、体の色が明るい赤色をした固有亜種です。