今回の鳥はコウハシショウビン Stork-billed Kingfisher (Pelargopsis capensis)です。
インドネシアの鳥の紹介で、カリマンタンの鳥その1として、2013年12月4日の記事でも紹介しました。コウハシショウビンは、インドネシア、インドを含めて東洋区に広く分布している大型のカワセミの仲間です。インドでは、中央部から東部、南部の海岸沿いに分布してます。
コウハシショウビンは、亜種が13あるとされています。インドとインドネシアとでは別の亜種とされています。
インドネシアではいろいろなところで出会った記憶があるのですが、インドでは、それほど頻繁に見たという気がしません。写真も今回のものしか持っていません。
インドの亜種は、カリマンタンの亜種と違い、灰色っぽいキャップをかぶっていました。これは成鳥です。池の水面にかぶった枝にとまっていました。
上の個体の近くの木の幹にしがみつくようにしていたのがこの個体。
前から見るとこんな感じ。胸に少し島が見られます。おそらく若い個体です。キャップの雰囲気や上嘴が黒くなっているところなどが幼鳥らしいです。
さすがにコウハシショウビンというくらい、迫力のある嘴は変わりません。