最近日本では中国原産の外来種ガビチョウが定着してきました。
この仲間は、50種類ほどいて、皆ここら辺から東南アジアにいる鳥です。
そのうちの1種で、私の職場の森でも見られるのが
今回紹介するキノドガビチョウ Rufous-chinned Laughingthrush (Garrulax rufogularis) です。
フィイーチュー といった口笛のような声でその存在に気がつくことが多く、たいてい藪の中を動いていて姿をちゃんと見ることが難しいです。
運良く撮れたのがこれ。
なかなか複雑な模様をしています。
名前の由来となった喉の小さなオレンジ色の斑が見えます。
サイズはこの仲間としては普通の22cm。
この仲間のほとんどは2000m位まで上がらないとみられませんが、この種は600m位まで下りて来てくれます。
キノドガビチョウは、ヒマラヤからビルマ、中国南部に分布します。