鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Rufous-chinned Laughingthrush キアゴガビチョウ (北インドの鳥その13)

最近日本では中国原産の外来種ガビチョウが定着してきました。
この仲間は、50種類ほどいて、皆ここら辺から東南アジアにいる鳥です。

そのうちの1種で、私の職場の森でも見られるのが
今回紹介するキノドガビチョウ Rufous-chinned Laughingthrush (Garrulax rufogularis) です。

フィイーチュー といった口笛のような声でその存在に気がつくことが多く、たいてい藪の中を動いていて姿をちゃんと見ることが難しいです。
運良く撮れたのがこれ。

なかなか複雑な模様をしています。
名前の由来となった喉の小さなオレンジ色の斑が見えます。
サイズはこの仲間としては普通の22cm。

この仲間のほとんどは2000m位まで上がらないとみられませんが、この種は600m位まで下りて来てくれます。

キノドガビチョウは、ヒマラヤからビルマ、中国南部に分布します。