インドネシアで一番普通に、というか目立つ鳥あるいはカワセミといえば、このナンヨウショウビン Collared Kingfisherでしょう。体が大きいし、きれいな青色と白色をしているうえ、キャラキャラと大きな声を出すので、ジャカルタでも目立つ鳥です。アパートの庭にもよく現れバッタを狙っていました。
東南アジア、オセアニア、南太平洋の島、アフリカという具合に広く分布しており、「南洋」という和名にふさわしいです。インドネシアでもほとんどの島にいると思われます。
写真の鳥は、バリ島西部、カンムリシロムクで有名なバリ・バラット国立公園で見たものです。大きな嘴でトカゲを捕まえていました。襟(collar)や胸、腹の色が本当にきれいな白です。