インドの職場の森でたまに声を聞くけどなかなか姿を見られない鳥がいました。
アカハラシキチョウ White-rumped Shama (Copsychaeus malabarius)
インドネシアでも声を聞くけどさっと見られてすぐ隠れるんで、撮影できませんでした。そんなアカハラシキチョウをやっと撮影できたのがこの写真です。1月でした。
雄のアカハラシキチョウです。
雄は、このように上面と胸が濃い青色、腹は赤褐色です。全長25㎝、長い尾がすらっとした印象を与えます。尾羽の付け根くらいにちらっと白い腰がのぞいています。メスの上面は灰色がかっています。
インドでは、南西部、東部、北東部、ヒマラヤ山麓に留鳥として見られます。学名の種小名malabaricusは、インド南西部のMalabar地方からつけられたのかもしれませんね。
世界的には、インドからインドシナ、インドネシアの良く茂った森林に見られるます。タイでは、よく見られるようです。
姿が美しく、声もとても複雑で美しいので、生息地では、飼い鳥として輸出するために密猟の対象となっているようです。