今回のインドの鳥で紹介するのは、
アカマシコ Common Rosefinch (Carpodacus erythrinus) です。
職場の森で冬鳥として見られます。
日本では数少ない旅鳥として主に日本海側で記録されるようです。ロシアや中国でも見たことがあるので、大陸では割とよく会える印象です。
全長14.5㎝から15㎝、スズメよりやや大きいくらいです。雄は赤い頭と胸、腰がきれいです。しっかりとした嘴をしています。冬は開けた林で見られます。
ツーイピーイという感じのしり上がりの声が囀りです。
雌と一年目の冬羽の雄は地味な灰色で細い縦縞が全身に見られます。4月に見られたもので、木の実を食べてます。
アカマシコは、ヨーロッパからアジア北部、ロシア東部にかけて広く分布し、インドでは冬鳥として広く見られ、標高の高いヒマラヤ当たりの北部では繁殖しています。