ムクドリの仲間は、九官鳥も含めてインドには多くの種類が見られます。手元の図鑑では、迷鳥や、スリランカ、アンダマンの固有種も含めると、22種が記載されています。
デリーの空港を出て市内に向かう車に乗ると、道路わきの緑地で多くのムクドリが採餌しているのを見かけます。たいてい、3種類くらい見られるので、なかなか面白いです。
今回ご覧いただくのは、ホオジロムクドリ Asian Pied Starling (Gracupica contra) です。
世界的には、インド亜大陸から東南アジア、ジャワ、スマトラに分布しています。私もタイとジャワ島で見ています。
インドでは、西部と南部を除いて、村落や耕作地、草地に留鳥として住んでいます。
木の上に3羽並んでます。なかなかかわいい顔をしていると思います。
下の1羽はハイイロハッカ(Bank Myna)のようですね。
頬と腰の白が目立ちます。飛ぶと腰(上尾筒)の白と尾羽の黒がコントラストを見せます。
こちらは、きりっとしたやや厳しい表情を見せています。