今回はヨタカ Jungle Nightjar (Caprimulgus indicus) をご紹介します。
昔、信州でその鳴き声を聞いた記憶がありますが、日本で見たことはありませんでした。ヨタカはインドとスリランカが分布の西の端のようで、インドシナから中国、ロシア、、朝鮮、日本にかけて分布、繁殖している、アジアの鳥です。インドでは、中央部で夏鳥、南部とスリランカでは留鳥とされています。
冬に南部のケララ州で、森の中の大木の枝で休んでいるヨタカを見つけました。谷を挟んだ向こうの斜面の木で、距離はあったのですが、光の状態が良く、スコープに入れてデジスコで撮影できました。
木と同じ色で、じっとしているとなかなか見つけられません。昼間なのでお休み中です。口の付け根のひげがはっきりと見えます。
向きを変えました。これは寝返りというのでしょうか。
昼間ヨタカはこういうところにいるのかとイメージを持てたのですが、その後は会えていないのが残念です。