インドで鳥を見に行った時、林があるところならばだいたいどこでも出会えた印象があるのが今回の鳥です。
ハイガシラヒタキ Grey-headed Canary Flycatcher (Culicicapa ceylonensis)
インド、パキスタンが分布の西の端で、アジア南部に広く分布しています。インドネシアでも見られました。インドでは、北部で夏鳥、デリーのほうなど中央部では冬鳥です。南部では留鳥のようです。下の写真は、職場の森で夏に出会った個体です。
全長13cm、灰色の頭と黄色いお腹が特徴的です。
こちらは別の個体です。頭が大きく目がクリッとしてかわいいです。チィーチィーと音節がはっきりとした囀りをよく聞きます。ちょっとホオジロに似た声に感じます。
この個体は、左目がつぶれています。ヒタキのようにフライキャッチで餌を取るこの鳥にとっては、大変だろうなと思います。