インドのヒバリの6回目です。
今回は、ヒメコウテンシ Greater Short-toed Lark (Calandrella brachydactyla) です。
ヒメコウテンシは、旧北区、エチオピア区、東洋区に広く分布しています。インドでも割と広い範囲で冬鳥として見られます。中国国境に近いラダック地方では旅鳥とされ、8月に見たことがあります。
こちらはこれまで何度か出てきたパキスタン国境に近いラジャスタン州のデザート国立公園です。砂漠のちょっとした水場で水を飲んでます。全長14㎝の小型のヒバリです。
背中に黒っぽい縦斑が見えます。前回のスナヒバリの背中は斑がありませんでした。
Short-toed Larkの仲間は胸のわきにはっきりとした黒い斑があります。
水を飲みながらも周囲への警戒を怠らないようです。割とがっしりとした嘴です。
こちらは別の個体です。
こちらも別の個体。
砂漠でヒバリを見るには水のあるところが一番です。