ハチクイの仲間は日本ではほとんど見られませんが、アジアには広く分布しています。
インドでは6種類生息しており、今回紹介するのはその一つ、
ハリオハチクイ Blue-tailed Bee-eater (Merops philppinus) です。
アジアからニューギニアに分布し、インドでは北部と北東部で繁殖し、冬は半島南部とスリランカで越冬します。
写真のように青い尾羽が英名を表し、先のとがった尾羽が和名を表しています。
わりと乾燥したところで見られます。
上の写真の2枚は若い個体です。
こちらは黒い過眼線の下のほほに青い部分が見える成鳥です。
目が真っ赤です。
全長は25センチくらいで、割と大きなハチクイです。
電線にとまっていることがよく見られます。餌は飛んでいる昆虫で、時々電線を飛び立って、フワフワ、サーっという感じで弧を描いて空中で昆虫をキャッチし、戻ってきます。