鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Common Tailorbird オナガサイホウチョウ(インドの鳥その5)

サイホウチョウとはお裁縫、つまり縫物が得意な鳥ということです。この鳥の巣は、大きな葉っぱを蜘蛛の糸で縫い合わせて筒状にして、その中に作られます。

オナガサイホウチョウ Common Tailorbird (Orthotomus sutorius)は、インドのほぼ全域で見られる普通の鳥です。

庭の植え込みを渡り歩く姿がよく見られます。
長く続くチュクチュクチュクという囀りはインドの市街地で親しまれています。


我が家の庭の植込みの中で羽をつくろっていました。
この鳥は休みなく動き回るので、私のデジスコでは撮影が難しいのですが、それほど暗くない茂みの中で羽をつくろっていてくれたので撮影することができました。



ホテルの中に入り込んで出られなくなっていたのを何とか捕まえたところです。申し訳なかったのですが、写真を撮らせてもらいました。
全長は13cm、日本のスズメより小さい鳥で尾が長めです。繁殖期のオスの尾はさらに長く先がとがってます。

中国、インドから東南アジアに広く分布しています。