インドの鳥の30番目にご紹介するのは、葦原の鳥です。
キンメセンニュウチメドリ Yellow-eyed Babbler (Chrysomma sinense)
日本ではシマセンニュウ、エゾセンニュウのように、センニュウ(潜入)というくらい葦原で声は聞こえるけれども姿が見えない仲間がいます。
キンメセンニュウチメドリはそれほどまでは潜入してばかりという感じではありません。
ある雨の朝、近所にある貯水池付近の草地です。
巣材を加えたキンメセンニュウチメドリが姿を現しました。
脚が長い!
全長約18㎝。先が丸い長い尾を持っています。
上面の茶色と下面の白がすっきりとしています。
何といっても赤いアイリングが特徴です。
和名は黄色い虹彩にちなんでいるのですが、つぶらな黒い瞳で虹彩までよく見えません。この個体には、黒い眉が見られます。
キンメセンニュウチメドリは、南アジアに分布しており、インド亜大陸では北部を除いて広く見られます。