前回のズグロコウライウグイスに続いて、インドに広く分布しているもう一種のコウライウグイスを今回はご紹介します。
インドコウライウグイス Indian Golden Oriole (Oriolus kundoo) です。
以前は、アフリカ北部からヨーロッパ、中国まで旧北区の南部に広く分布しているニシコウライウグイス Eurasian Golden oriole (Oriolus oriolus)の一亜種とされていたのですが、現在は独立種として扱われるようになったみたいです。
インドコウライウグイスは、インドのほぼ全域に分布しており、北部では夏鳥、中部では留鳥、南部では冬鳥として見られます。
ちなみに、日本で記録のあるコウライウグイス Black-naped Orioleは、インド亜大陸ではアンダマン諸島やスリランカなど限られたところでしか見られません。
インドコウライウグイスは、黄色の体とはっきりと黒い翼のコントラストが見事です。
ニシコウライウグイスと比べて、目の後ろが黒い、黒い翼(三列風切)の縁の黄色い斑が広いようです。
腕が悪くて、写真がもやっとしています。すみません。