鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Black-rumped Flameback ヒメコガネゲラ (インドの鳥その27)

インドはキツツキの種類が実に多く、図鑑では34種も載っています。

その中でもっとも広い地域に分布しているのが今回紹介するこのキツツキです。

ヒメコガネゲラ Black-rumped Flameback (Dinopium benghlalense)
初めて見たのは、デリーの日本食品店YAMATO-YAの向かいにあるDear Parkという公園でした。開店時間を知らず、店の開く1時間も前に来てしまい、この公園を歩いていて出会いました。

私の職場の森でもよく見かけます。
金色の背中を見てこんなにきれいなキツツキがいるインドはすごいと思いました。


冠の赤いのが後ろ半分で、前半分は黒色なのでメスのようです。


この個体は樹齢80年ほどの古い松の幹を一生懸命つついていました。


竹に穴をあけて作られた巣から顔を出している幼鳥です。額の部分に赤色が見られることからオスではないかと思います。嘴がまだ小さいですね。


ヒメコガネゲラは、ミャンマー西部にもみられるようですが、ほぼインド亜大陸の固有種と言っていいでしょう。