インドのタヒバリの続きです。
今回は、ムジタヒバリ Tawny Pipit (Anthus campestris) です。
全長16cm、前回のヒメマミジロタヒバリより大きいタヒバリです。嘴は長め。広く長い明瞭な眉斑があります。目先に暗色斑。過眼線は明瞭です。背や胸の斑はあまり目立ちません。この写真は地元ウッタラカンド州で会った個体です。
こちらはラジャスタン州で会った個体。眉斑が非常に目立ちます。
こちらはデリー近郊で会った個体。やや褐色味が強いです。
ムジタヒバリは、ヨーロッパから、アフリカ北部、中東、インド、モンゴルに分布しており、インドでは冬鳥として、主として北西部で見られます。