前回紹介したウスユキガモに続いて「薄い色の鳥」を紹介します。
今回は、ウスグロワシミミズク Dusky Eagle Owl (Bubo coromandus)です。
この鳥を見たのは、前回のウスユキガモと同じ日です。ガイドのSanjayが、面白いフクロウがいると言って案内してくれました。
小さな川の両側に結構背の高いユーカリの並木があり、川を挟んで反対側の並木を一所懸命探しました。
するとわりとすらっとした感じの大型のフクロウ。全体が灰色っぽく、両方の耳羽がすっと立ってます。大きな黄色の目。
怪しいものを見るようにこちらを見ています。
表情がとても豊か。
人間のようなしぐさと表情です。
近くに巣があり、母鳥?と幼鳥が1羽見えました。
あまり刺激しない方がいいので、さっと写真を撮って去りました。
ウスグロワシミミズクはインドからインドシナにかけて分布します。インドでは中央部だけです。これを見たことで、インドに分布するワシミミズク(Bubo属)3種プラス1亜種すべてを見ることができました。このブログのインドの鳥でIndian Eagle Owl、南インドの鳥でSpot-bellied Eagle Owlを紹介しています。
この日は飛行機の出発時刻を気にしながらでしたが、ガイドのおかげで収穫の多い日となりました。