南インドで見たかったキツツキがありました。
それが今回の鳥
クロカンムリコゲラ Heart-spotted Woodpecker (Hemicircus canente) です。
図鑑を見てその不思議な風貌に興味を持ちました。
1回だけしか見られませんでしたが、その時は２羽がそれほど高くない枝でわりと長いこと採食していてくれました。
日本のコゲラとほぼ同じ大きさのキツツキです。
２羽とも頭が白いのでメスのようです。オスは黒い頭をしています。
喉と頬も白く、全身白黒。頭の先が筆のようにつんととんがっていて、額から前頭の白と併せると、まるで時代劇のズラでもかぶってるように見えて笑いそうになります。
カラ類のように細い枝をちょこちょこ動いて虫を探しています。
こんな恰好はキツツキっぽいですね。
白い頭が目立ちます。
虫を掘りだそうとしているのでしょうか。
ちょろっと舌が出ました。
木屑を飛ばして餌取りに夢中です。
英名のとおり、翼にある黒いハートマークが浮き上がります。
とってもかわいいキツツキでした。
クロカンムリコゲラはインドでは南部と東北部に点在して分布しています。その他東南アジアの大陸部に分布しますがそれほど普通に見られるわけではないようです。
