鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Blue-eared Kingfisher ルリカワセミ(ジャワの鳥その24)

前回のカザリショウビンBanded Kingfisherに続いて、カワセミの仲間の紹介です。このBlue-eared Kingfisherルリカワセミは、おそらくジャワで一番普通のカワセミでしょう。
ジャカルタ郊外のラグナン動物園で見たもの(檻の中ではありません)です。

日本にもいるカワセミCommon Kingfisherと似ていますが、やや小さく、その名のとおりより深い青、瑠璃色をしていて、お腹の赤みも強く、カワセミにある赤褐色の耳羽の部分は英名のとおり青色です。

人通りの多い池の周りの水路沿いの木にとまり、時々水に飛び込んでいました。2mほどの水路を挟んで地元の人たちが賑やかに通るのですが、(鳥が人を)あまり気にしてる様子はありません。

下くちばしの赤いこの個体はメスなのでしょうか。

写真では見えてませんが、カワセミと同様に背中のコバルト色が輝き、体の瑠璃色との対比がとても美しいです。

東南アジアに広く分布していますが、それほど数の多い種類ではないようです。