前回のカザリショウビンBanded Kingfisherに続いて、カワセミの仲間の紹介です。このBlue-eared Kingfisherルリカワセミは、おそらくジャワで一番普通のカワセミでしょう。
ジャカルタ郊外のラグナン動物園で見たもの(檻の中ではありません)です。
日本にもいるカワセミCommon Kingfisherと似ていますが、やや小さく、その名のとおりより深い青、瑠璃色をしていて、お腹の赤みも強く、カワセミにある赤褐色の耳羽の部分は英名のとおり青色です。
人通りの多い池の周りの水路沿いの木にとまり、時々水に飛び込んでいました。2mほどの水路を挟んで地元の人たちが賑やかに通るのですが、(鳥が人を)あまり気にしてる様子はありません。
写真では見えてませんが、カワセミと同様に背中のコバルト色が輝き、体の瑠璃色との対比がとても美しいです。
東南アジアに広く分布していますが、それほど数の多い種類ではないようです。