鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Sooty-headed Bulbulコシジロヒヨドリ(ジャワの鳥その1)

面白かったウォレシアからお別れして、ウォレス線の西に移ります。ジャワ島の鳥です。
インドネシアの首都ジャカルタ。別名Kota macet(trafic jam city) 車とバイクが混乱しながら走り停まる。空気はいつも濁っている。それでも町中には大きな木も多く、意外と鳥も見られます。
ジャカルタでまずよくお目にかかるのはこの鳥、コシジロヒヨドリSootey-headed Bulbulです。朝一番に声が聞こえるのもだいたいこれです。
全体が煤けた色をしていて、ちょこっと冠のある黒い頭。お尻ventは橙黄色です。町中の公園やアパートの庭など木のあるところにはだいたいいます。郊外の山のほうに行っても、畑や造林地など人間の活動が見られるところでは必ずと言っていいほどいるのがこの鳥。


中国南部からインドシナ半島に分布し、インドネシアの自然分布はジャワ島だけだったのですが、今ではボルネオ、スラウェシにも入って定着しています。


和名のとおり腰の色は白



ジャカルタの象徴monas(National Monument)のある広い公園でも多くみられ、このように木の実のなる木に集まります。


一番よく出会う鳥なのですが、わりとよく動くし、人々が行きかうところにいるので、私のシステムではほとんどまともな写真が撮れていないことをお許しください。