鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

スラウェシのカワセミ(スラウェシの鳥その3)Kingfisher in Sulawesi

スラウェシの鳥として、サイチョウとヤイロチョウというカラフルな鳥を紹介しましたが、カラフルな鳥といえばカワセミですね。
タンココは、カワセミ類も多く見られます。

よく見られるのは、チャバラショウビンGreen backed Kingfisher 頭から背中にかけてのグリーンが印象的なやや大きな森のカワセミです。暗い所にいることが多くてまともな写真が撮れませんでした。
というよりも、割とふつうにみられるので、そのうちいいチャンスがあると思っていて写真を撮るチャンスを逃しました。

また、ナンヨウショウビンCollared Kingfisher、アカショウビンRudy Kingfisherもいます。マングローブの河口には、スラウェシ固有の白っぽくて大きな黒いくちばしをしたセレベスコウハシショウビンGreat-billed Kingfisherが見られます。

今回は見逃したのですが、もう少し標高の高いところではチャイロショウビンScaly-breasted Kingfisherがおり、ガイドのサムエルがこの次はテントを持って山のほうに行ってこの鳥を見ようと行ってくれました。

ほとんどまともな写真が撮れなかったカワセミですが、2種類だけ写真を載せます。

とっても小さなセレベスカワセミ Sulawesi Dwarf Kingfisherです。

薮の中にじっとしていました。赤紫の体に背中の紫に光る帯がきれいです。 


ピントを合わせるには近すぎるうえ、風で揺れるので、キビシイ!

もう一枚、
ワンチャンスだけで撮ったアオミミショウビンBlue-eared or Lyac-cheeked Kingfisher

これも森の中のカワセミ。「ライラックの頬をした」という名がいいですね。独特の顔付をしています。

ケラレがひどい...

ソフトで修正したほうがよいのかもしれないのだけれど、このカワセミの雰囲気は、こういうほうが出ているのかなあと思ってそのままにしています。

両種ともスラウェシ島と周辺の小島にしかいないここら辺の固有種です。