鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

2013-01-01から1年間の記事一覧

Clamorous Reed-Warbler チュウヨシキリ(ジャワの鳥その27)

ジャカルタ周辺でたびたび鳥見に行ったムアラアンケのマングローブ湿地の鳥をもう一種紹介します。チュウヨシキリ Clamorous Reed-Warblerです。日本のオオヨシキリとよく似ています。大きさもほとんど同じですが名前はチュウヨシキリ。今一つ芸のない和名で…

Java Sparrow ブンチョウ(ジャワの鳥その26)

飼い鳥としておなじみのブンチョウは、日本でも野生化したものが見られます。 ブンチョウは、その英語名のとおり、ジャワ島とバリ島原産の鳥です。ところが、原産地では、田んぼでコメを食べるために農家に嫌われたのと、ペットとして乱獲されすぎた結果、野…

Common Tailorbird オナガサイホウチョウ(ジャワの鳥その25)

ジャカルタ周辺ではサイホウチョウの仲間もよく見られます。サイホウチョウとはお裁縫の鳥ということで、蜘蛛の糸を使って葉をお裁縫の要領で編んで巣を作るため、この名がついています。鳥の仕立て屋さんですね。ジャカルタ市内で主としてみられるのは、イ…

Blue-eared Kingfisher ルリカワセミ(ジャワの鳥その24)

前回のカザリショウビンBanded Kingfisherに続いて、カワセミの仲間の紹介です。このBlue-eared Kingfisherルリカワセミは、おそらくジャワで一番普通のカワセミでしょう。 ジャカルタ郊外のラグナン動物園で見たもの(檻の中ではありません)です。 日本に…

カザリショウビン Banded Kingfisher(ジャワの鳥その23)

ウジュンクロン国立公園でのハイライトが今回紹介するこの鳥、カザリショウビンBanded Kingfisher。森の中を歩いていると、突然、ガイドが「しっ」と止まり、指差すほうを見ると・・・およそ15m位先の3mほどの高さの枝にじっととまっている鳥。 声も出さず…

Blue-throated Bee-eater ルリノドハチクイ(ジャワの鳥その22)

ジャワ島の西の端、ウジュンクロン国立公園でクジャクを見ていたところで、地面に穴がいっぱい開いてました。 ルリノドハチクイ Blue-throated Bee-eaterです。 茶色のベレー帽と喉の透明感のある空色が上品です。 地面に自分で穴を掘って巣を作ります。どう…

モモグロヒメハヤブサBlack-thighed Falconet(ジャワの鳥その21)

大型の鳥の紹介が続いた後は、小さい鳥にしましょう。 モモグロヒメハヤブサ Black-thighed Falconetです。世界で一番小さなタカで、全長15㎝、スズメくらいの大きさです。 東南アジアからインドネシアのスマトラ、ボルネオ、ジャワ、バリに分布しています。…

コハゲコウLesser Adjutant(ジャワの鳥その20)

シロトキコウ、マクジャクと大型の鳥を続けて紹介したところで、もう一つ大型の鳥、コウノトリの仲間のコハゲコウLesser Adjutantです。 インドから東南アジア、インドネシアのマングローブにすむハゲコウの1種です。頭が禿げているとおり、屍肉食の大きな鳥…

マクジャクGreen Peafowl(ジャワの鳥その19)

ジャカルタからちょっと離れて、ジャワ島の西の端ウジュンクロン国立公園です。ここで見たかったのは、クジャク!マクジャクGreen Peafowlです。森に囲まれた原っぱ。夕方、野生の牛バンテンの群れが出てきました。草を食べたり休んだり思い思いの牛たちの間…