2013-01-01から1年間の記事一覧
ジャカルタ周辺でたびたび鳥見に行ったムアラアンケのマングローブ湿地の鳥をもう一種紹介します。チュウヨシキリ Clamorous Reed-Warblerです。日本のオオヨシキリとよく似ています。大きさもほとんど同じですが名前はチュウヨシキリ。今一つ芸のない和名で…
飼い鳥としておなじみのブンチョウは、日本でも野生化したものが見られます。 ブンチョウは、その英語名のとおり、ジャワ島とバリ島原産の鳥です。ところが、原産地では、田んぼでコメを食べるために農家に嫌われたのと、ペットとして乱獲されすぎた結果、野…
ジャカルタ周辺ではサイホウチョウの仲間もよく見られます。サイホウチョウとはお裁縫の鳥ということで、蜘蛛の糸を使って葉をお裁縫の要領で編んで巣を作るため、この名がついています。鳥の仕立て屋さんですね。ジャカルタ市内で主としてみられるのは、イ…
前回のカザリショウビンBanded Kingfisherに続いて、カワセミの仲間の紹介です。このBlue-eared Kingfisherルリカワセミは、おそらくジャワで一番普通のカワセミでしょう。 ジャカルタ郊外のラグナン動物園で見たもの(檻の中ではありません)です。 日本に…
ウジュンクロン国立公園でのハイライトが今回紹介するこの鳥、カザリショウビンBanded Kingfisher。森の中を歩いていると、突然、ガイドが「しっ」と止まり、指差すほうを見ると・・・およそ15m位先の3mほどの高さの枝にじっととまっている鳥。 声も出さず…
ジャワ島の西の端、ウジュンクロン国立公園でクジャクを見ていたところで、地面に穴がいっぱい開いてました。 ルリノドハチクイ Blue-throated Bee-eaterです。 茶色のベレー帽と喉の透明感のある空色が上品です。 地面に自分で穴を掘って巣を作ります。どう…
大型の鳥の紹介が続いた後は、小さい鳥にしましょう。 モモグロヒメハヤブサ Black-thighed Falconetです。世界で一番小さなタカで、全長15㎝、スズメくらいの大きさです。 東南アジアからインドネシアのスマトラ、ボルネオ、ジャワ、バリに分布しています。…
シロトキコウ、マクジャクと大型の鳥を続けて紹介したところで、もう一つ大型の鳥、コウノトリの仲間のコハゲコウLesser Adjutantです。 インドから東南アジア、インドネシアのマングローブにすむハゲコウの1種です。頭が禿げているとおり、屍肉食の大きな鳥…
ジャカルタからちょっと離れて、ジャワ島の西の端ウジュンクロン国立公園です。ここで見たかったのは、クジャク!マクジャクGreen Peafowlです。森に囲まれた原っぱ。夕方、野生の牛バンテンの群れが出てきました。草を食べたり休んだり思い思いの牛たちの間…