メジロ属は、南北アメリカを除いて世界中で見られます。インドにいるメジロがこちらです。
ハイバラメジロ Oriental White-eye (Zosterops palpebrosus)ハイバラメジロは、インドでは西部の乾燥地帯を除いて留鳥として広く見られます。世界的には、東南アジアに広く分布しています。全長は10㎝とされ、12㎝とされる日本のメジロよりやや小さいです。
嘴と目先は黒色、体の上面の色は黄緑色で下面は灰色です。これが和名の由来でしょう。
こうして光が当たるとお腹の色が日本のメジロより明るい白色に近いようにも見えます。下尾筒は黄色、お腹にうっすらと黄色味があります。
群になって森の中をよく動きます。
こちらは7月の職場の森で、巣作り中のハイバラメジロ。小枝や蔓を蜘蛛の糸で編んでいます。ただ、残念ながらこの後の強い風雨で作りかけの巣が落ちてしまいました。
インドのメジロも日本のメジロと同じように、チュルチュルとにぎやかに声を出してちょこまかと動き回ります。