鳥さん天国 -Chronicles of bird paradise-

野鳥大好き人間が暮らしたインドとインドネシアで出会った鳥たちを紹介しています。

Nilgiri Wood Pigeon (カノコモリバト) (南インドの鳥その5)

南インドの西ガート地方は、非常に細長い地域に多くの固有の鳥類種が見られます。

そのうちの固有のハトがこのカノコモリバト Nilgiri Wood Pigeon (Columba elphinstonii)です。

暗い湿った広葉樹の森に生息し、見づらい鳥です。

全長は42cm。ドバトよりもかなり大きいです。

後頸部に大きな鹿の子模様があるのが特徴です。
虹彩は黄色。赤いアイリングがあります。


体は灰色で上面は暗い栗色をしています。

何度か飛ぶのを見たのですが、止まっていて撮影できたのはこの個体だけでした。

スリランカにはスリランカカノコモリバトというこれよりも小さい固有種が生息しています。