ムナオビオウギビタキ Pied Fantailは、マングローブ林のような水辺の森によく見られます。インドネシアでは、スマトラから、ボルネオ、ジャワ、バリのいわゆる大スンダ列島に見られます。インドシナ、フィリピンにも分布します。
写真は、ジャカルタ近郊のムアラアンケのマングローブ林で撮影したものです。逆光気味でうまく撮れていません。
喉とお腹の白色を分ける黒茶色をした胸の帯が特徴です。
枝に止まって空中を飛ぶ虫を見つけるとひらりと飛んで捕まえます。細かい枝の中でもよく動きます。嘴の根元から伸びる長い毛はこうした方法で虫を捕るのを助けるのでしょう。
きょろろっという感じの転がるような声をよく出します。
Fantailの名のとおり、長い尾を扇のように開いて振ります。