さて、しばらく、グデ山 (Gunun Gude)で見られる鳥を少し紹介させていただきます。といっても、あまり写真を撮れていないので、限られた数ですが。
写真は、ハジロマユヒタキ Little Pied Flycatcherです。朝早く、木で覆われた薄暗い登山道での写真なので、見苦しいかと思います。
スズメよりも小さなかわいらしい小鳥(図鑑では全長11cm)で、オスはこのように、上面の黒と下面の白のコントラストが鮮やかで、きりっとした白い眉が印象的です。わりと森の低いところを好むので、登山道では比較的よく姿を現してくれます。細く透き通った声で複雑な歌を歌います。
登っていく途中のテルガワルナの池の傍で特によく見られました。
東南アジアに広く分布していますが、山地の森林にしかいません。インドネシアでは、スマトラ、ジャワ、スラウェシで見ることができました。ヒメエンビシキチョウのところで紹介したグヌンハリムン国立公園では、3月に雛を見ました。