コミミズク Short-eared Owl (Asio flammeus) は、インドでは広く各地に冬鳥として渡来します。世界的には、オーストラリア以外の各大陸に見られ、日本でも冬鳥として全国的に記録があります。
自分は、日本でもインドでもあまり見たことがないのですが、ハワイ島では比較的見やすかったような覚えがあります。
インドでは、3月にデリー近郊で一度だけ見たのがこの個体でした。
乾燥した草原の中に何かがこちらをうかがっていました。大きな目とその周りの黒い部分から、仲間内ではコダヌキと呼んでます。
しばらくして草の中から姿を現してくれました。実は自分はこの時が日本を含めてコミミズク初見でした。いわゆる耳が頭にちょこっと立ってます。
インドのコミミズクは、毎年北の繁殖地からヒマラヤ山脈を越えてはるばる来てくれるのでしょうか。